末期がん 症状 痛み

末期がん 症状 痛み

末期がんの症状は実にさまざまです。何故なら、がん自体というよりはがんができた場所、つまりからだの部位が症状の発現に影響するからです。
胃や腸などの消化器系で末期がんだと宣告されれば、胃や腸の機能が日を追うごとにどんどんと失われていくことを意味しています。胃や腸の機能が失われるということは人間が生きていくための食に関するすべて、栄養の摂取、排泄物に関する機能すべてが破壊され、そのため消化器系において考えうるあらゆる症状が出てきます。これが肺などの呼吸器系にがんができればその症状は呼吸に関したものすべてに及びます。このように末期がんはからだのどの部分にがんができているかによって症状が違ってきます。ただ、本当に末期がんになってくると、がん細胞が血流やリンパ液に乗ってからだ全体に行き渡り、さまざまな部位に転移していきます。こうなってくるとがんは全身症状となり、どんながんでも共通の症状を現してきます。

末期がんの共通症状、痛み

まず、末期がんの共通の症状に貧血というものがあります。がんについてはまだわからないことも多いのですが、ひとつ興味深い事実がわかっています。それががんと鉄分の関係です。がんはどうやら増殖するために必ず鉄分を必要とするらしいのです。そのため、末期がんの患者さんは皆、鉄欠乏性貧血になります。また、栄養面でも、タンパク質の消化吸収が阻害されますので、皆一様に痩せてきます。そして、もうひとつの共通の症状が末期がん最大の問題、痛みです。
この痛みの症状ははがん増殖によっての臓器不全に付随する痛みと、それに関わる神経系の痛み、あと骨へのがん細胞の転移による痛みです。これが精神的にも、肉体的にも末期がん患者さんを蝕む最大の敵です。この痛みを何とか抑えることが末期がん患者さんへの医師や看護婦など医療関係者の努めとなります。俗に言う緩和ケアですね。幸い、今はモルヒネを使った新しい痛みの治療法がどんどんと確立されてきています。モルヒネと言うと昔は恐い薬のイメージがありましたが、今ではきちんと使用方法も整備され、副作用もほとんど起こさないで人間らしい生活が送れるようにコントロールされた治療法として、支持率を高めています。

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