末期がんの終末期

末期がんの終末期

末期がんの終末期、という言葉は文字通りがん治療に関して、もう何も打つ手がなくなったということを表します。ですが、それはもう本当に終わりなのでしょうか。事実は、そこからががんと患者さんとの、そしてがんと患者さんの家族の方々との本当の意味での戦いが始まるのではないでしょうか。とても、とても、静かな戦いが。
末期がんとの最後の戦いを考える上で、患者さん本人の状態が非常に重要になってきます。患者さんは今、寝たきりなのか痛みさえ抑えれば自由に動けるのか、です。手術をしていれば術後の患部の状態が動ける状態まで回復しているか、動かしていいかですね。というのも、末期がんの終末期をどこで過ごすのかが問題になってくるからです。病院、もしくは緩和ケア専門の施設、そして自宅です。もちろん、患者さんの気持ちを考えれば自宅が一番なのですが、患者さんの状態によって家族の方々にかかる負担、不安を無視することはできません。それでも、患者さんと家族の方々が少しでも一緒にいられて、幸せに過ごされることを念頭に置いた方法をとることが最適なことだと思います。

がんとの戦いに勝つには

末期がんの終末期には痛みさえ抑えられれば、ほとんど普段と変わらない生活を送ることが可能だと言われています。痛みの緩和にはモルヒネなどの鎮痛剤が非常に効果を発揮しています。が、実際には精神的な面での家族の支えが一番のくすりとなっているとの報告もあります。やはり、痛みとは肉体的な側面ばかりではなく、精神的な側面もあるのでしょう。幼い頃、転んだとき母親に、痛いの痛いのとんでいけー!と言われてさすってもらったひざの痛みが、うそのように軽くなった思い出がありますか?人間の本質は大人になっても変わりません。愛するものがそこにいればいつだって強くなれるのです。がんとの戦いは死ぬことが負けることではありません。
末期がんの終末期をいかに人間的に幸せに過ごすか、それができればがんなど恐るるに足りません。

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