胃がん 腫瘍マーカー

胃がん 腫瘍マーカー

胃がんの細胞は血液の中に特異な物質を作り出します。その物質を腫瘍マーカーと言い、血液検査で測定されています。胃がんの腫瘍マーカーとしてはCEA(消化器系がんの腫瘍マーカー)が用いられています。この腫瘍マーカーの基準値を目安に胃がんの再発・移転などの指標や、手術後の経過を測定するために用いられています。
体の中にがんが出来た可能性があるときに、血液の中に現れる物質を腫瘍マーカーと言います。がんには多くの種類がありそれに伴い数多くの腫瘍マーカーが臨床の場で使われています。胃がんの疑いがある場合はCEAの基準値が高くなります。しかし、この値は年齢とともに上昇したり、喫煙者でより高値を示すこともあり、一概に胃がんであるとの判断はできません。そのため病状にあわせて消化器系を中心に精密検査を行う必要があります。
消化器系がんの腫瘍マーカーであるCEAは主に胃がんや大腸がんの腫瘍マーカーとして使われています。CEAはタンパクの一種ですが増殖しているがん細胞の組織内から作り出されます。CEAの基準値は5.0g/ml以下で、この基準値の倍以上になると胃がんの疑いが濃くなります。異常値になるとがんがある可能性がたかくなるので、他の血液検査やCT、超音波などの消化器系を中心に精密検査の必要性が出てきます。

腫瘍マーカーによるがん診断の正確性の問題点

腫瘍マーカーが高値であっても胃がんであるとの判断はできません。がん以外の良性腫瘍や喫煙者、または加齢によっても高値が出る場合もあります。さらにがんの早期には腫瘍マーカーが高値を示すことがないという問題があります。CEAは胃がんのほかに大腸がんや乳がん、すい臓がんなどのさまざまながんで高値を示すことがあります。腫瘍マーカーとがんが明確に対応していないという問題もあり、診断がすぐに絞り込めないので、腫瘍マーカーのみによる診断は危険であると考えられます。

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